レゾンデートル
呼びかけにこたえる声は望んだものじゃなかった
ようやく見つけた星は探した色じゃなかった
求めていなかった幸せの色
それでも満ちていくこの身体がすきだよ
夜に溶けていけると信じた
何もかも忘れることも知っていた
輝きはしない時間の中で温度を失うことを拒むから
誰かのくちづけを待っているのだろう
見上げた先に白い鳥がさえずっていなくても
きみと繋いだこの手は嘘じゃないから
最後の雨を隣で越えられるなら
夢見た未来を歩むことが無くてもいいと思えるんだ