叙情
窓の向こうを覗き込んで
途端にぞっとした
目には見えないどうしようもなく切ないものが
庭先に歩みを進めていたから
もうすぐすべてがおわる
君が呟く
あとどれくらい経てば
世界は色を失うだろう