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永遠を肌に感じる聖夜を過ごす諸君へ
ぼくは今夜きっと気付く
ラズベリィ・パイにかかる水飴みたいに
甘くてきれいなものなんて数えるほどしかないって
巣を失った白い鳥が耳打ちした
どれだけ汚れたって
結局いつも通りに生きてくしかないってこと
白無垢だった
牙さえ隠し持たないぼくは
もうきみの隣にさえいない