ワールズ・エンド

約束してくれだなんて野暮なことは
金輪際云わないこととする

名前を失った恒星
ぼくらのようだね

真夏のむせ返るような風に抱かれて
ただ一つ願ったことは
世界の終わり

死んでゆくために生まれるとしても
きっとそれを厭わない
ぼくらは懺悔をしない子どものように
永遠を見届けることを夢にみている