極彩色の夜に
囚われの味を知らない
無実なままの不実でずぶ濡れの
きみの首に咬み付いて見せようか
まだ殺されてはいない
燃えてゆく恒星
共に果ててゆけるなら と 思うよ
嗚咽を吐き漏らすように
泣き方を思い出していた
極彩色の夜に
無声映画のように