こどもたちのうた

だって、
ねぇだって、
ぼくらだってほんとうは
早くおとなになりたいと願っていたんだよ

きみの指輪が錆びついていくのをじっとみてた
いつだって雨音は優しくなんかなくて
広がりつづけるきみの背中に
「     。」
呟いたりもした


誰もエデンをしらない
罪に敗れたしずかな場所で